日本人7年ぶりのF1ドライバー角田裕毅(20=アルファタウリ・ホンダ)は、予選1回目(Q1)で全体12番目のタイム、1分19秒684をマークし、2回目(Q2)に進出。Q2では最後のアタックで1分19秒463をマークしたが、14位で上位10人が進むQ3への進出はならなかった。

メルセデスのバルテリ・ボッタスが、1分18秒348で今季初のポールポジションを獲得。史上初100回目のポールポジション獲得を目指したルイス・ハミルトン(メルセデス)は、1分18秒355で2番手。第2戦エミリア・ロマーニャGPで優勝のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が3番手につけた。

予選後、角田は「最後のアタックラップではとにかくセクター1とセクター2で全くグリップがなくて、全くの予想外でした。タイヤが準備できていなくて、ターン3でロックアップしてしまって大きくスナップしてしまいました。これからしっかりデータを分析したいと思います」と話した。14位でスタートする決勝に向け「どんなレースになるか予想できませんけど、とにかくベストを尽くすしかないと思います。レースペースは予選よりもいいことを願って、あとは自分の全力を尽くすだけですね」と話していた。