第12Rで優勝戦が行われ、峰竜太(36=佐賀)が力強く逃げて通算5度目のSG優勝を飾った。

混戦の2着争いは、佐藤翼が白井英治、菊地孝平の猛追をしりぞけて2着。3着争いは、白井がゴール前で菊地に競り勝ち3着だった。

進入は枠なりの3対3。スリットは、ほぼそろい、峰はインからコンマ07のスタートを決めて先マイ。3コース菊地孝平は、スリット後に伸びて1Mはまくり差しを狙ったが、艇間のスペースがなく流れた。2コース白井英治の差しも届かず、峰が押し切った。

2着争いは、2番差しの佐藤が1周2Mを先取り。2周1Mで後続を振り切り2着。3着は、3周1Mで内を小回りした白井が、菊地に競り勝った。

優勝した峰は、ゴールの際に何度もガッツポーズ。また、ピットに引き揚げると、涙が止まらなかった。「一番きつい試練だった。最後は勝つことだけを考えた。オールスターの重みを感じた。(今後は)選手生命ある限り、ファンのために走ります」。

今回の優勝で、今年の獲得賞金は7200万円を超えて、堂々のランク1位に浮上した。次節は6月6日から福岡G1周年に臨む。

 

払戻金は2連単(1)-(4)580円、3連単は(1)(4)(2)2120円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)