国体アーチェリー東海予選の公式練習が14日、袋井市内で行われ、東京五輪代表で浜松市出身の山内梓(22=近大職、浜松商高出)が最終調整を行った。五輪後初の公式戦となる15日の本番に向け、「体が固まってミスにつながらないように、自分のリズムで打つことを意識した」。強風が吹く中、感覚を確かめるように弓を放った。
東京五輪では個人、混合団体、女子団体の3種目に出場。メダルには届かなかったが、トーナメントの組み合わせを決めるランキングラウンド(72射、720点満点)では、国際大会での自己記録665点をマークした。「五輪に出場できたことは自信になったし、メダルを取れなかった悔しさも経験した」と初めて挑んだ大舞台を振り返り、「次でリベンジしたい気持ちが強い」。視線は、早くも3年後のパリ五輪に向けられている。
今大会は各県代表3人が1人72射を放ち、合計得点で争う。国体開催地の三重を除く上位1チームが、本大会切符を獲得。山内は「チームメートと協力して通過したい」と、力を込めた。パリに向けた再出発の1歩となる一戦を笑顔で飾る。【前田和哉】


