女子バスケットボールWリーグの新潟ラビッツは1カ月後の10月16、17日のアイシン戦(阿賀野市ささかみ体育館)で開幕を迎える。主将2季目のF北川直美(27)は目標のプレーオフ進出を目指しチームをまとめる。「元気がいい。それを試合につなげたい」。北川は今季のチームの特長を話した。選手14人中7人が20代前半で在籍5季目の北川もベテランの部類。若いメンバーを「プレーで引っ張りたい」と言う。

今季初の実戦だった9月のオータム杯、新潟は3戦1勝2敗ながらオフェンスリバウンド、スチールで互角以上に渡り合った。北川は16得点を2度、7リバウンドが1度。けん引しようという気持ちを数字で示した。過去4季はケガのため、シーズンフルに稼働したことがなかった。今年は体調万全。「最初からチームにいられるのが大きい」。それが自信につながる。新潟は昨季まで4季連続最下位。まずは最下位脱出、その先に「プレーオフ進出が目標。意識していく」と北川。リーグの台風の目になるため、準備を進める。【斎藤慎一郎】