明大が逆転勝ちで開幕を飾った。東大との対戦でミスから2TDを許す展開。QB吉田(3年)がTDパスで反撃を開始し、RB広長(1年)が47ヤードの独走TDを挙げ、TFPのキックも決めて14-13と逆転に成功した。後半はランで圧倒して3TDランをマークして、35-13で勝利した。

明大は最初の守備でパントに抑えるも、リターンでファンブルロストした。東大にパスでゴール前に攻め込まれ、TDランで先制を許す。次の攻撃でもインターセプトからランで独走を許し、最後もランで押し込まれた。あっという間に0-13のリードを許した。

コロナ禍で今春は部活動が制限され、1試合しかできなかった。岩崎監督は「半年ぶりの試合。今季初戦のようなもので2TDとられ、冷や冷やだった」と苦笑いだった。

パスで1TDを返すと選手も落ち着き、1年RBが独走TDで同点とし、キックも決めて逆転すると弾みがついた。第2Qは得点できなかったが、後半は看板のランで3TD。守備も東大の攻撃を完封して見せた。

岩崎監督は「アジャストに時間はかかったが、よく立て直した。初出場した1年生も活躍した。勝ち切れてよかった」と胸をなで下ろした。

次戦は24日に桜美林大と対戦する。昨年は7-17での黒星を喫してブロック1位を逃した。「3週間あるので、課題をつぶしていきたい。チャレンジャーとして昨年負けた借りを返したい」と雪辱を期した。