東地区のレバンガ北海道は西地区の島根スサノオマジックに84-87で敗れ、17-18シーズン以来4季ぶりの開幕3連敗となった。第1クオーター(Q)は2点リードと上々な滑り出し。第2Q以降も終始、僅差で追いかけ、第4Q残り1分24秒、ロングのシュートで81-80と一時逆転したが、残り29秒で再びひっくり返された。佐古賢一監督(51)の就任初勝利は、またもお預け。昨季からの連敗は16となった。

広島との開幕節は2日の初戦が8点差、3日が3点差での惜敗。開幕連敗後、指揮官は「2つとも勝てるゲームを落として残念だが徐々にゲーム感覚がよみがえって来ている。今週はチャンスがある」と手応えを口にしていた。相手キーマンには得点源のポイントガード安藤誓哉(29)を挙げ対策。勝利に向け「タレントの多い相手だが、我々は組織で守ってチャンスをつくる」と掲げ、終盤まで競り合ったが、最後は安藤に3点シュートを決められ、逆転を許してしまった。

2戦連続の3点差敗戦だが、少しずつ光明は見えている。島根との10日の2戦目で1勝を挙げ、ホーム開幕となる16、17日の新潟アルビレックスBB戦(札幌・北海きたえーる)に弾みをつける。