東京オリンピック（五輪）競泳女子個人メドレー2冠の大橋悠依（26＝イトマン東進）が18日、出身地の滋賀県から「県民栄誉賞」を授与された。

パラリンピック競泳男子金メダルの木村敬一（31＝東京ガス）とともに滋賀・大津市内の滋賀県庁を訪れて、三日月大造知事から表彰された。

同賞は2人の栄誉をたたえるために創設されたもの。

大橋はこの日が26歳の誕生日で「私がこんな名誉な賞をもらっていいのかなと思いました。（誕生日と重なった）日程はたまたまです。いい結果を残せた年の誕生日をたくさんの方に祝ってもらって。こんなことはこれ以降ないと思うので、うれしく思います」と照れていた。

男子100メートルバタフライ（視覚障害S11）で悲願の金メダルを獲得した木村は「大橋選手とともにオリ、パラが同じ日に表彰してもらった。時代の変化を感じました」としみじみ。

2人はお互いの金メダルの違いを話し合うなど、交流していた。