新潟アルビレックスBBラビッツは開幕4連敗を喫した。日立ハイテクに44-91と大差で敗れた。プレスをかける守備をかわされ、第1クオーターで11-30と引き離された。攻撃も3点シュートの成功率12・9%、2点シュートが26・7%と低調だった。

大敗の中、SF西垂水美桜(にしたるみず・みお、23)が光明になった。在籍2年目で初スタメン。チーム最長32分55秒の出場で、チーム最多15得点を記録した。1戦目(23日)に攻撃の要、SF中村華祈(18)が負傷し、その代役で先発すると得意のドライブからのレイアップを中心に点を重ねた。「ドライブだけでなく、3点シュートの精度を上げていく。試合ごとに成長しないと」。西垂水は今後の自分の役割と、連敗脱出へのチームの課題を重ね合わせた。【斎藤慎一郎】