バレーボールのVリーグ男子2部(V2)は30日に開幕し、北海道の2チームは道内で今季開幕戦を迎える。
昨季、惜しくも1部昇格を逃したヴォレアス北海道は、今季からコーチ、チームディレクターなどを兼任する元日本代表の越川優(37)を中心に悲願のV1昇格を狙う。
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昨季あと1歩届かなかったV1昇格へ、ヴォレアス北海道の選手たちが今季に懸ける思いは強い。移籍2年目で今季からコーチ、チームディレクター、アカデミーアドバイザーなどの役職を兼務する越川は「1年1年が勝負。このシーズンに向けて、できることを100%やってきた。体の状態はいい」と自信を見せる。
これまでの2シーズンは苦汁をなめてきた。19-20年シーズンはコロナ禍で入れ替え戦が中止。昨シーズンは入れ替え戦で敗れ、昇格はならなかった。元日本代表のリベロ渡辺俊介(33)は「自分たちの力不足だということを痛感した。今年は必ず勝たないといけない」と口にする。
同じく元日本代表で海外でのプレー経験も持つ越川は、今夏の東京五輪で刺激を受けた。「勝つチームは勝つ組織じゃないといけない。ただただ厳しい(練習をする)だけではなくて、そこに愛があって、それぞれの思いがあって、というチーム組織がやはり結果を出すんだなと感じさせられた」という。
今季は新たに4選手が加入。就任5年目のエド・クライン監督(40)と細かくコミュニケーションを取りながら、開幕の30日埼玉アザレア戦(旭川)に向け練習を重ねている。佐々木博秋主将(26)は「楽しみにしていたシーズンが始まる。体もだんだん仕上がってきている」と手応え十分。越川は「ヴォレアスの風をリーグ内で吹かせていくのはもちろん、それぞれがしっかり使命感を持って、期待に応えられる結果を出せるように」と気持ちを高めた。【山崎純一】
◆Vリーグ男子2部 レギュラーラウンドは10月30日~22年3月27日。15チームが参加し、2回戦総当たりのリーグ戦を実施。上位2チームが1部・2部入れ替え戦(22年4月)に進出する。9、10位の2チームは2部・3部入れ替え戦(22年4月)に回り、下位5チームは3部に自動降格。


