Bリーグ1部のレバンガ北海道は、同2部の福島ファイヤーボンズを92-76で下し、2年ぶり出場で初戦を突破した。

27日のリーグ信州戦は、第2クオーター(Q)途中の最大22点差から逆転負け。佐古賢一監督(51)は、22分出場でわずか7得点に終わっていたダニエル・ミラー(30)に「もっと積極的に打っていけ」と鼓舞。ミラーは「監督の言葉が効いた」と、今季公式戦最多の14得点を挙げ、勝利を引き寄せた。

ショーン・ロング(28)が21点、デモン・ブルックス(29)が16点と、得点源の両外国人は健在。ここにチーム最長身211センチのミラーの決定力が加われば、リーグでの上位浮上につながる。ミラーは「自分が点に絡むことで、いい影響を与えることが、あらためて分かった。ロング、ブルックスの負担も減らせたら」。外国籍トリオがフル稼働しチーム力を上げる。

◆バスケットボール天皇杯全日本選手権3次ラウンド 2次ラウンド突破2チーム+Bリーグ1部16チーム(前年成績7位以下)+Bリーグ2部14チームの計32チームが参加。北海道など4会場で行われ、各会場1位の突破4チームが4次ラウンド(12月1日)に進出し、Bリーグ1部4チーム(前年成績3~6位)と対戦する。