6日に行われる女子シングルス決勝は、どちらが勝っても初優勝というフレッシュな顔合わせとなった。

第15シードの光崎楓奈(20=h2エリートTA)は、17年覇者の今西美晴(29)にストレート勝ち。これで、3回戦の大前綾希子、準々決勝の桑田寛子に続き、過去の女王に3連勝で破竹の快進撃だ。決勝で対戦する第7シードの川村茉那(20=フジキン)と、ともに大会初の決勝進出で初優勝を狙う。

女子決勝を争う2人の年齢合計40歳7カ月は、この10年の女子決勝で最も若い顔合わせだ。同年代で、ともにジュニア時代からよく知った間柄で、遠征も一緒に行くこともしばしばだ。今大会は、2人でダブルスを組み、これも決勝まで進出している。

光崎が「若い2人がこの先、引っ張っていきたい。目指すはグランドスラム本戦」と言えば、川村も「ここまで来たら、決勝は楽しんでやりたい。(光崎と)2人で決勝で対戦しようと約束した」と、光崎との試合を楽しみにしている。

男子シングルスはベスト4が出そろった。準決勝は清水悠太(22)-山崎純平(24)、今井慎太郎(28)-片山翔(32)の組み合わせとなった。