レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが勝利を挙げた。今季9勝目でドライバーズ選手権のリードをさらに広げた。

予選では後塵(こうじん)を拝したレッドブル・ホンダだったが、フェルスタッペンはスタート直後の長いストレートでメルセデスAMG勢に並びかけてターン1でオーバーテイク。マシンのペース差を生かして2位ルイス・ハミルトンを大きく引き離し、ペースをコントロールしてマシンとタイヤをいたわりながらも独走勝利を挙げた。

「スタート直後は3ワイドで良いかたちになり、前に出ることができた。あとは自分のレースに集中した。マシンが素晴らしく速かったから、それだけで良かったんだ。まだまだ先は長いし、選手権争いは簡単に流れも変わり得る。まずは次のブラジルGPを楽しみにしているよ」(フェルスタッペン)

レッドブル・ホンダはセルジオ・ペレスもハミルトンに対して猛攻を仕掛け、最後はわずかに1・197秒届かなかったものの3位でフィニッシュし、メキシコ人初の母国表彰台を獲得した。

「素晴らしい1日になったね。チームのために1、2を獲得したかったし目前まで行ったけど、残念ながら仕掛けるチャンスはなかった。地元の応援は本当にすごかったよ、みんなの応援が聞こえていたんだ、本当にありがとう」(ペレス)

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーも5番グリッドからフェラーリ勢を寄せ付けず中団グループ最上位の4位を守ってフィニッシュ。予選9位の角田裕毅はパワーユニット投入によるグリッド降格ペナルティーを受けて17番グリッドからスタートしたが、スタート直後のターン2で接触されてリタイアとなった。

(米家峰起通信員)