柔道男子代表の鈴木桂治監督(41)が、24年パリオリンピック(五輪)に向けた強化計画について、「東京五輪代表、世界選手権代表というサービスをどこまで適応させるか、どこまで続けていくか」と言及した。

10月に就任後、国際大会2戦目となったグランドスラム(GS)バクー大会から帰国。先月のGSパリ大会と2試合連続で若手を派遣したことを念頭に、「下からの追い上げを金メダリストは感じてほしい。隣り合わせにいる状況を作りたい」と触れた。東京五輪では7階級5階級で金メダリストが生まれた。新型コロナウイルスの影響による大会の1年延期で、パリ五輪までは3年。来年が早くも五輪中間年になり、本来とは異なる強化スケジュールが求められる。各選手には、節目の大会を終えて休養を優先する時間が通例より短くなる。来年2月の欧州での国際大会に出場意思があるのかなどを確認中とし、「いつまでもズルズルいくわけにはいかない」とした。

ただ、同時に各階級のトップ選手と、それを追う層との差も感じる2大会になった。残り数秒で逆転を許した場面などに、「やはり五輪代表はそつがない。だから勝てると思う。そこを埋めていくのが次世代の強化」と抜てきしたからこその奮起も促した。