新潟アルビレックスBBは千葉ジェッツに62-88で敗れ、連敗はチームワーストを更新して10に伸びた。得点差26点も今季最大の完敗だった。第1クオーターの序盤に連続12失点するなど、立ち上がりで主導権を握られ、昨季王者に力の差を見せつけられた。「出だし、そして後半の大事なところでミス、ボールも回らなかった」と敗因を挙げた平岡富士貴監督(47)は「バスケットの底辺の部分が足りなかった」と話した。

課題のターンオーバーは千葉の7に対し、倍近い13と相変わらず修正できず、そこから合計14失点。3点シュートは22本放って成功4本、成功率18・2%と精度を欠いた。SF池田雄一(38)は「戦術以前の問題。1人1人が何をすべきか、チームとして何をしなければならないかを考え直さないと」と厳しい言葉を自分たちに投げかけた。