カーディナルスが連敗を阻み、リーグトップの9勝目を挙げた。同じNFC西地区のシーホークスとの対戦。3試合連続でQBマッコイが先発し、前半に2TDパスを決めて13-6とリード。後半3点差に詰め寄られたが、RBコーナーがTDランを挙げ、23-13で突き放した。カーディナルスは9勝2敗、シーホークスは3勝7敗となった。

マッコイはパスで自己最長の328ヤードをマークした。最初の攻撃でTEアーツに、下手投げのシャベルパスで1ヤードのTDパス。第2Qにもアーツに2ヤードで2本目のTDを決めた。コーナーは1ヤードTDランで、早くも自己最多タイの今季12個目のTDとなった。

QBマレーにWRホプキンスと、得点源のホットラインが3試合連続欠場も、マッコイらが遜色ないプレーでチームをけん引した。攻撃時間は40分を超え、点差以上に試合をコントロールした。

これでマレー不在の間を2勝1敗で乗り切り、アウェーで6連勝とやはり今季は乗っている。次週は試合がなく、マレーも万全の構えで復帰し、再び開幕7連勝の快進撃再現を予感させた。

シーホークスのQBウイルソンは指のケガから復帰2戦目だったが、8Q目にしてRBダラスのランで初のTDがやっとだった。ウイルソン自身にとっては初の3連敗を喫した。ホームでは4敗目にブーイングの嵐となった。