東京オリンピック(五輪)金メダリストの西矢椛(もみじ、14=ムラサキスポーツ)は17・23点で準優勝となった。要所でミスが目立ち6位に沈んだ準決勝とは一転、決勝では1本目の「ラン」から本領を発揮。「ベストトリック」の中盤までトップに立っていたが、12歳の赤間凛音(りず)に逆転を許した。

準決勝ではベストトリック3本で0点を出すなど振るわず「調子が上がらなかったので、結構楽しく滑れなかった」。気温の変化に敏感なボードの調節に苦労したが、そこは国際舞台で経験を積む14歳。決勝に調子を合わせ、序盤の「ラン」から他を引き離した。ベストトリック4本目で赤間の大技が決まり競り負けたが、モットーの「最後まで楽しく滑れた」を貫けたことへの喜びを感じていた。

年の瀬も迫り激動の1年を振り返り「いろんな経験をさせてもらって楽しい1年でした」。3年後の24年パリも見据えながら「ストリートも、大会も頑張りたい」と飛躍を誓った。