世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(22)が6連覇を飾った。
ショートプログラム(SP)首位発進で迎えたフリーも1位の212・62点、合計328・01点とした。
曲を19-20年シーズンの「ロケットマン」に戻しての演技。国際スケート連盟(ISU)公認大会で世界歴代最高の224・92点を持つプログラムで臨んだ。
冒頭の4回転フリップ-3回転トーループを決めたが、続く4回転フリップで転倒。その後は3回の4回転を成功させたが、終盤のコレオシークエンスでもまさかの転倒となった。演技後には苦笑いで頭を抱える姿があった。
2位はイリア・サマリンで302・48点、3位はビンセント・ジョウで290・16点、4位はジェイソン・ブラウンで289・78点だった。
3枠の北京五輪の米国代表は今大会の成績を考慮して選ばれる。