全日本柔道連盟は15日、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者が続出したため、17、18日に甲府市で予定していた講道館杯全日本体重別選手権を中止すると発表した。

同連盟は「各選手が出発前に受けた検査による陽性者の数はごく僅かでしたが、濃厚接触者や感染者が出るなどして活動休止状態となったチームに所属、または日常的に出入りしていた選手が多くおり、その場合には基本方針に基づき当該選手の出場を認めないこととしておりましたが、その様なケースが昨日から今日にかけて急速に増加したため中止の判断がなされました」と説明している。

同連盟の基準として、濃厚接触者とは、所属や主な練習拠点で直近2週間の間に陽性者が発生し、練習場所などをともにしていた場合などが該当するとしている。

日程を変更しての開催については、今後の社会情勢を考慮して検討していく。