18年全仏準優勝で、先週のアデレードの前哨戦で優勝した穂積絵莉(27=日本住宅ローン)、二宮真琴(27=エディオン)組が快勝で初戦を突破した。ポーランドとエジプトのペアに、6-2、6-4でストレート勝ち。

穂積と二宮の「エリマコ」ペアが戻ってきた。4大大会で組むのは19年全米以来。同ペアの4大大会勝利は、18年全仏で準優勝して以来となった。昨年11月に、穂積がダブルス重視を決意。「組むなら真琴しかない」と電話し、二宮は「即答しました」と快諾した。

18年全仏時も、2人のコンビは年間を通して固定していたわけではない。その後、両者ともに異なったペアで転戦していた。今年、年間の固定ペアとして新たに結成となった。

18年当時と比べ、二宮は「ともに技術は良くなった。コミュニケーション能力も上がり、いいことずくめ」と、自信を見せる。穂積も「やっぱり4大大会に優勝したい」と、このコンビでの世界の頂点を誓った。 また、2連覇3度目の女子シングルス優勝を狙う世界14位の大坂なおみ(24)の2回戦は、センターコート夜の部第1試合で、日本時間19日午後5時開始予定。

◆全豪オープンテニスはWOWOWで全日生放送、WOWOWオンデマンドとテニスワールドで全コートライブ配信される。