東京オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が、女子100メートル自由形を54秒64で制した。「勝ち負けよりも、自分のタイムがどれだけ伸ばせるかにフォーカスした」。50メートル通過は5位だったが、そこから後半に押し上げ宣言通り優勝。課題としていたスタート時の反応も改善できたと手応えを口にしたが、肝心のタイムは納得いかず。残る100メートルバタフライに向けて「楽しんでいきたい」と話した。

池江は、前日の200メートル自由形で2位に入った。レース後には「復帰してから(自由形は)50、100は出ていましたけど、200は初めてでした。若干の不安を持ちながらのレースだったんですけど、しっかりこなすことができた」と手応えを感じている様子。100メートルの自由形に向けては「自信を持ってレースできるんじゃないかなと思います」と話していた。

大橋悠依(イトマン東進)は100メートル自由形で決勝に進めず、200メートル背泳ぎは4位だった。男子400メートル個人メドレーは本多灯(アリーナつきみ野SC)が4分12秒36で勝った。