ラグビーの国際統括団体「ワールドラグビー」は10日、ロシア(世界ランク25位)の国際試合出場停止処分に関連して23年ワールドカップ(W杯)フランス大会欧州予選の順位表を更新し、ジョージア(同13位)が本大会への出場権を手にしたと発表した。

ロシア軍のウクライナ侵攻を受けて、ロシアとベラルーシは全ての国際試合と国境を越えた大会への出場停止となっていた。W杯理事会はこの日、本大会への影響を確認。ロシアはW杯予選を兼ねた欧州選手権の未消化試合が全て棄権となり、対戦予定だった相手には勝ち点4が加わった。その結果、ジョージアがW杯の出場権を獲得した。

ロシアは19年W杯日本大会に出場。開幕戦で日本代表と対戦し、10-30で敗れていた。W杯2大会ぶり2度目の出場だった日本大会は、4戦全敗で1次リーグA組最下位だった。