フィギュアスケート女子で3月の世界選手権を制した坂本花織(22)が16日、7月からの新シーズンで取り組むフリーの振付師を発表した。

所属するシスメックスのインスタグラムを更新し「フリーの振付でカナダに行ってきました! 今回、初めてマリーフランス先生に振付をしてもらいました! このフリーと共に頑張っていきます」と記した。

新たにタッグを組むマリーフランス・デュブリュイルさんは、カナダ出身女性で元アイスダンス選手。2月の北京五輪(オリンピック)で男子金メダルを獲得したネーサン・チェン(23=米国)のフリー「ロケットマン」などを手掛けたことで知られている。

ショートプログラム(SP)はすでに米国でロヒーン・ワード氏と仕上げており、17~18年シーズンから競技用プログラムを手掛けてきたブノワ・リショー氏ではなく、新たなチャレンジとなる。5月には「世界選手権が埼玉であるので、そこで4年前(19年大会)のリベンジと連覇を目指して頑張りたい」と23年3月の大舞台を見据えていた。