日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会が23日、都内で行われ、新たにアスリートの理事2人が選任された。

フェンシング男子フルーレの08年北京オリンピック(五輪)銀メダリスト太田雄貴氏(36)と、競泳男子で五輪4大会に出場した松田丈志氏(38)が承認された。

12年ロンドン五輪の男子フルーレ団体でも銀メダルの太田氏は国際オリンピック委員会(IOC)委員(アスリート委員)として、ロンドン五輪男子400メートルリレーの銀など3大会連続メダル獲得の松田氏はアスリート委員として、役員選考委員会から候補者として挙げられた。

アスリート委員長を務めていた陸上やり投げ男子の沢野大地理事は任期満了で退任する。細倉浩司常務理事も退くため、理事2枠が諮られた。松田氏は新たなアスリート委員長としても活動していく予定となっている。