女子63キロ級の鍋倉那美(25=了徳寺大職)が優勝した。決勝でシャリル(イスラエル)と対戦し、ゴールデンスコアの延長戦に入って迎えた8分30秒、小外刈りで技ありを奪って試合を決めた。

初戦の準々決勝では韓国選手を合わせ一本で下し、準決勝ではハンガリー選手に勝利。内股返しで技ありを奪ったところで相手選手が負傷し、棄権勝ちとなった。

24年パリ五輪(オリンピック)を目指す鍋倉は、今年2月のGSパリでも優勝している。

同70キロ級の大野陽子(32=コマツ)は2位だった。きっちりと決勝には駒を進めたものの、ロシアから中立的な立場で参加しているタイマゾワに敗れた。開始31秒の小内刈りで技ありを奪われると、最後は2分47秒、右の一本背負いにいったところを裏に返されて一本負けした。

今大会から、パリ五輪出場権獲得の基準となる世界ランキングのポイント対象期間が開始。この日は男女4階級が行われた。【木下淳】