女子7人制ラグビーチームのアザレア・セブンが26日、静岡県袋井市のエコパスタジアムで行われた交流試合に出場した。合同チームの東京外人ガールズ(東京)&福井女子闘球倶楽部(福井)、湘南ベルマーレ(神奈川)との総当たり戦に臨んだ。合同チームとの初戦で計5トライを挙げ、29-0。湘南戦では8トライを奪い、48-0と快勝した。

2019年のチーム創設時からメンバーのBK冨樫香子(かおるこ、26)は、2試合でチーム最多の計4トライを挙げた。2戦目では前半1分、自陣から約70メートル独走してトライ。同3分と5分にもトライを重ね、「この1カ月の走り込みと体力づくりの結果を出せた」と笑顔を見せた。課題とした個々の強みを出しながらの連携もできていたという。

年内の公式戦はないが、チームが目指す来季の「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」昇格に向けて、練習を続ける。冨樫は「太陽生命の大会でも通用するように、もっとレベルアップしたい」と意欲を示した。【倉橋徹也】