日本オリンピック委員会(JOC)は23日、山下泰裕会長(64)が新型コロナウイルス感染症の検査を受け、陽性反応が確認されたと発表した。

前日22日の夕方に濃厚接触者に該当する恐れがあると判明したことから、この日、PCR検査を受けたところ、陽性だったという。

現時点で濃厚接触の疑いがある職員は確認できていないが、接触の可能性のある職員は当面の間、検温等の健康観察を行う予定としている。

JOCが運営する日本オリンピックミュージアムへの立ち入りはなかったことから、営業は継続する(23日はイベント実施に伴い、特別営業となっている)。

山下会長はこの日、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック1周年記念セレモニーに出席する予定だったが、前夜に欠席と星野一朗専務理事への出席者変更が発表されていた。