ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズはこのほど、菊川市役所で同市とパートナー協定を結んだ。県内6市目の締結となる。ラグビーを通じてスポーツや地域の振興、子どもたちの育成などに取り組んでいく。締結式に臨んだ山谷拓志(たかし)社長(52)は「(市民や子どもに)スポーツに興味をもってもらい、ラグビーを好きになってもらえたらうれしい」。チームとして市のPRも積極的に行う意向で「我々をどんどん使って」と訴えた。

同市のプロスポーツチームとの協定締結は初めて。長谷川寛彦市長(60)は「小中学生がラグビーに触れる機会はなかった。普及の大きなきっかけになってほしい」と期待を寄せた。第1弾として9月26日、内田小6年生を対象にラグビー教室を開くことを発表。選手らに、市の魅力を発信する「きくがわ応援特任大使」への就任を要請することも検討している。