21年全日本ノービス選手権4位でジュニア1年目の山田恵(けい、13=木下アカデミー)が、新天地での成長を示した。

冒頭で3回転ルッツに回転不足ながら3回転トーループをつけ、3回転ループ、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)と着氷。この日2位の48・07点を記録した。初日と合わせると全体3位でフリーに進み、さわやかな表情で「満足はしていないけれど、トーループをつけられて良かった」と振り返った。

昨秋の全日本ノービス選手権後に、福岡から京都・宇治市の木下アカデミーへ拠点を移すことを決意。22年2月から浜田美栄コーチらの指導を受けている。

「福岡の練習環境(パピオアイスアリーナが21年夏から休館)のことを考えて『それなら行っちゃおう』と思いました」

新天地では苦手なトーループを重点的に練習し、ルッツだけでなく、フリップからも連続3回転ジャンプを降りられるように指導を受けている。「関西弁にはまだ慣れていないです」と苦笑いを浮かべながらも、着々と成長を続けている。

フリーは13日に行われる。今季の目標を問われると「ルッツ、トーループの3-3をしっかり入れる。あとはスピードを出して、きれいなスケーティングを見せたいと思います」と力強く言い切った。【松本航】