ラグビー日本代表候補SH流大(30=東京SG)が15日、集大成のW杯へアピールを誓った。10月からの実戦に向け、大分・別府合宿は第2クール4日目。春はコンディション不良で代表離脱したが、全体練習で汗を流し「ラグビーの感覚は戻せている。(状態は)90%」と手応えを示した。

かねて1年後に迫ったW杯フランス大会で代表引退の意向を表明。この日、あらためて「(以降に)招集していただいたとしても、絶対に行くことはない。(19年W杯後)もう1大会、覚悟を持って取り組むと決めた」と迷いはなかった。

代表は前回W杯でスローガン「ONE TEAM」を掲げ、8強入り。新たに「OUR TEAM(アワチーム=私たちのチーム)」と合言葉を定める。10月からは世界ランク4位ニュージーランド戦などを控え「自分たちの独自のスタイルを作りたい」と誓った。