全日本柔道連盟が新プロモーションに乗り出す。

4日、5年ぶりに開催される国内最大の大会になるグランドスラム東京(12月3、4日、東京体育館)の開催を契機として、施策を策定。「踏み込む、一歩。次のニッポン柔道」というコンセプトを据えた。

21年12月に実施したウェブアンケートから、柔道観戦をより広い層に楽しんでもらえるために、「家族で楽しめる」「選手と触れ合える」などの要素を重視。最新テクノロジーを活用した柔道の魅力発信、未経験者でも分かりやすいルール解説コンテンツなど、「一歩踏み込んだ」観戦方法を提案していく。

情報発信の中心を担うブランディング戦略推進特別委員会の井上康生委員長は以下のコメントは発表した。

「東京オリンピック後初となるグランドスラム東京の開催に向けて、各メディアと協力しながら、連盟自ら大会のプロモーションに取り組んでいきます。コンセプトの策定にあたっては、次に向かって進んでいくイメージを、柔道の動作でとても大切な“踏み込み”で表現しました。柔道家や柔道ファンに愛され、初めて見る方々にも楽しんでもらえるようなイベントとなるよう、さまざまな方向に“一歩踏み込んだ”企画にチャレンジしていきます」。