B1新潟アルビレックスBBは18日、平岡富士貴監督(48)の休養を発表した。17日、新潟の川上明社長(52)に平岡監督から対面の上、申し出があったという。復帰時期は未定。また、この日までに契約した昨季B1島根スサノオマジックのアソシエイトコーチだった河合竜児氏(47)が、監督代行を務めることも併せて発表された。河合氏は20日に合流し、京都ハンナリーズ戦(22、23日)から指揮を執る予定。

この日の練習前、選手に川上社長から平岡監督の休養が伝えられた。その後、藤原隆充アシスタントコーチ(44)の仕切りで約1時間、全体練習が行われた。藤原コーチは「自分たちがコントロールできることに集中しよう」とアウェー京都戦(22、23日)に意識を向けるようにうながした。

新潟は開幕の島根戦で勝利後に5連敗し、ここまで1勝5敗。ただ、若手中心の速い展開のバスケットで粗削りながら成長を見せていた。PG渋田怜音主将(24)は「僕らの仕事はバスケをすること」と気持ちを切り替えた。新潟は20-21年にも当時の福田将吾監督(38)がシーズン途中に休養した。当時を知るチーム最年長の池田雄一(39)は「チーム全体に少なからず動揺があるかも知れない」と言いながら、「京都戦の重要度はみんな分かっていると思う」と前を向いた。