GP第1戦スケートアメリカ8位の三宅星南(20=関大)が10位と出遅れた。

冒頭の4回転サルコーを成功させたが、続くトリプルアクセル(3回転半)が1回転半となり0点。69・27点にとどまった。アクセルが悔しいジャンプとなったが「最後までとりあえず滑りきろうと思っていました。最後まで滑り切れて良かったです」と前を向いた。

午前の公式練習を早めに切り上げるなど「絶好調という体調ではない」と明かす。今季は国内外の大会を転戦。トップ選手への階段を駆け上がる過程にあり「今後もっと大きい大会で、こういうことが重なってきた時にどう対処するかも、勉強していかないといけない。そういう調整も今回、試せたので良かったです」と教訓にしている。

フリーは5日(日本時間6日)に行われる。置かれた状況で、ベストを尽くす。(アンジェ=松本愛香通信員)