ショートプログラム(SP)5位の住吉りをん(19=オリエンタルバイオ/明治大)が、GPシリーズデビュー戦で3位に食い込んだ。

フリー3位の130・24点を記録し、合計194・34点で総合3位。優勝したヘンドリックス(ベルギー)、2位の金芸林(キム・イェリム、韓国)とメダリスト会見で並び「自分のベストではなかったけれど、楽しむことができたし、3位になることができて、うれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。

臆することなく大技に挑んだ。冒頭は4回転トーループに挑戦。成功させれば国際スケート連盟(ISU)公認大会で日本女子初の快挙だったが、転倒となった。

「すごくいい感覚で入って、空中でも降りられる感覚だったけれど、開くのが遅くなってしまって、こけてしまったので、それがすごく悔しいです」

氷に体を打ち付けたが「練習からいろいろな転び方している。もう、なんてことない」と切り替えた。直近の数週間では右足甲を痛めていたというが、残りのジャンプを着氷。3つのスピンとステップで、最高のレベル4をそろえた。

次戦はGP第5戦NHK杯(18~20日、札幌)となる。GP第1戦スケートアメリカ優勝の坂本花織(シスメックス)、第2戦スケートカナダ優勝の渡辺倫果(法政大)らが集い、住吉にとっても12月のGPファイナル(イタリア・トリノ)が懸かる舞台となる。

「NHK杯ではこの自信を持って4回転も着氷したいし、さらにいい演技ができたらいいなと思います」

国際舞台での経験を生かし、次は札幌で輝く。(アンジェ=松本愛香通信員)

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