新潟アルビレックスBBは同地区の横浜ビー・コルセアーズに68-95で敗れ、連敗は11に伸びた。第1クオーター(Q)は19-19と互角だったが、第2Qの序盤に6連続失点で主導権を握られると、後半もリードを広げられた。前節群馬戦から3試合連続の90点以上の失点。チーム合流3試合目の新外国籍選手、Cコフィ・コーバーン(23)が26得点と気を吐いたが及ばなかった。

時間の経過とともに点差を広げられた。第2Q、19-24から連続6失点。横浜BCにあっさりとインサイドを割られた。第1Qは正確にボールを回し、コーバーンを軸にしてイン、アウトとバランス良く攻めた。だが1度失った流れを奪い返すことはできなかった。

後半は足が止まったようにリバウンドに絡む人数も減っていった。横浜BCに計19のオフェンスリバウンドを奪われ、2次攻撃につなげられた。攻撃も単発で終わる場面が増え、フィールドゴールの成功率は横浜BCの54・4%に対し、38・8%にとどまった。

その中でコーバーンが26得点と新潟加入後の自己最多得点を記録。13リバウンドで初のダブル・ダブルもマークした。合流初戦だった19日の群馬戦は7得点、20日の群馬2戦目は20得点と試合を重ねながらスコアを伸ばし、インサイドの要になりつつある。

この日は25日に合流したばかりのコナー・ヘンリー・アドバイザリーコーチ(59)が指揮。「実行していなかったことが多かった。それがスコアにつながった」と話した。修正を加えて今日27日の2戦目に臨む。