京産大が98年以来、24年ぶりの2連覇を達成した。同会場で行われた第1試合で、2位天理大が同志社大に敗れて2敗目を喫し、この時点で優勝が決まった。

京産大は第2試合に登場。試合前のウオーミングアップで大黒柱のプロップ渡辺龍(4年=甲南)が負傷、先発予定だったFB北山絢大(4年=東海大大阪仰星)も体調不良で急きょ先発を外れる緊急事態。前半は苦戦し15-13と2点リードで折り返した。

後半開始すぐにノーホイッスルトライを挙げると、同11分にも加点。同23分にはロック堤田京太郎(4年=大阪桐蔭)がこの日2本目のトライで突き放した。

元日本代表SOの広瀬佳司監督(49)が就任後、関西リーグは14戦全勝。

全国大学選手権は準々決勝(25日、大阪・ヨドコウ)からの登場。悲願の初優勝がかかる。