第75回男子、第69回女子全日本バレーボール大学選手権のトーナメント準決勝が行われた。

男子は6連覇を狙う早大が、第4シードの筑波大にフルセットの末敗れ、悲願達成を逃した。

筑波大は、キャプテンの垂水優芽(3年)を中心に攻撃を組み立て、1セットを先制した。2、3セットは、一進一退の攻防が続くも、早大が終盤の粘りで、ポイントを重ねた。4セットは、垂水の武器でもあるバックアタックがさく裂し、筑波大がセットカウントをイーブンに戻した。

ファイナルセットは、両チーム譲らぬ戦いを続け、ジュースへもつれ込むも、早大のスパイクを2本連続でシャットアウトした、筑波大が勝利し、決勝へと駒を進めた。

女子は第1シードの東海大が、神戸親和女大をストレートで破り、2年連続9度目の優勝に王手をかけた。

【男子準決勝】

筑波大3(25-19、21-25、21-25、25-22、18-16)2早大

東海大3(22-25、26-24、25-22、25-19)1日体大

【女子同】

東海大3(25-11、25-17、25-14)0神戸親和女大

日女体大3(27-25、15-25、25-21、25-22)1福岡大

<主催>日本バレーボール協会、全日本大学バレーボール連盟、朝日新聞社、日刊スポーツ新聞社、ジェイ・スポーツ<特別協賛>三基商事