元ラグビー日本代表の小野沢宏時氏(44=静岡・島田市出身、静岡聖光学院高出)が20日、静岡市立西奈小で「スポーツを続けて思うこと」と題した講演会を開いた。6年生約120人に、自身の経験を踏まえ「共同で成功する楽しさ」や「事前準備の大切さ」などのポイントを伝えた。

「みんなでやることの楽しさを覚えて、世界を広げていって欲しい」とメッセージを送った。

後半は五目並べならぬ「コーン並べゲーム」を実施。4つのグループに分かれ、5色コーンの道具を使用。児童にチーム戦略の立案や、ルール・規律のコミュニケーションを通じて「共同問題解決」を体感させた。質問コーナーにも対応し、日本代表のユニホームも披露。児童との交流を深めた。児童会長を務める安田空奏(そらな)さんは「全員で行うゲームは盛り上がって楽しかった。みんなで協力することの大切さを学びました」と実感を込めた。

小野沢氏は現役時代、ワールドカップに3度出場(03年、07年、11年)。日本歴代2位の国際試合81回出場の記録を誇る。現在は、東京や県内でアカデミー講師をする傍ら、県教委にも籍を置き、教育の観点からも、ラグビーの普及・発展に貢献している。【山口昌久】