22年ジュニアグランプリ(GP)ファイナル4位の中井亜美(14=千葉・南行徳中2年)が全体2位発進した。

66.40点を記録し、2組に分かれたBの首位。ルッツ-トーループの連続3回転などジャンプ3つに全て加点がつき「全部のジャンプ、すごく納得いくようなものが降りられた」と落ち着いた表情で振り返った。

前日5日のAで演技した全体首位の島田麻央(14=京都・広野中2年)とは4.15点差。大会後には世界ジュニア選手権(2月27日~3月5日、カナダ・カルガリー)を控えており「世界ジュニアに向けて調整していかないといけない。『2本構成をできたらいいな』とは思っているんですけれど、そこはしっかり自分の体とかも考えながら、明日までに調整していきたいです」とトリプルアクセル(3回転半)2本も視野に7日のフリーに向かう。【松本航】

◆女子SP全体上位成績

〈1〉島田麻央(京都.広野中2年)70.55点

〈2〉中井亜美(千葉.南行徳中2年)66.40点

〈3〉櫛田育良(京都.宇治中3年)65.42点

〈4〉柴山歩(京都.立命館宇治中3年)65.29点

〈5〉和田薫子(愛知.前津中1年)58.51点

〈6〉矢口真央(愛知.前津中2年)57.32点