スキージャンプの高梨沙羅(26)が7日、インスタグラムを更新した。「あの日から一年」と題し、北京オリンピック(五輪)から今に至る感謝の思いを投稿した。

「あの日」とは、昨年2月7日。小林陵侑らと出場した北京五輪のジャンプ混合団体でスーツの規定違反で失格となって号泣した日のことだ。

高梨はジャンプ仲間たちとの写真をアップし、「その後も変わらず、あたたかく受け入れて下さるチームの仲間や先輩方、スタッフの皆様には言い表せない程の感謝の気持ちでいっぱいです」と記した。

そして「今日飛べていることは当たり前ではなく、沢山の人たちに支えられて、素晴らしい環境の元で飛ばさせて貰えていることに、心から感謝して日々を大切に過ごしたいと思います。私に出来ることは限られているけれど、少しでもこの競技に興味を持って頂けるよう、応援して下さる皆様に楽しんでジャンプを観て頂けるよう、そして何より、キッズ達に夢中になって楽しく飛んで貰えるように。為になれるなら出来ることからやっていきたいです」とつづった。

1年前の五輪では個人戦、混合団体戦とも4位とメダルに届かず、その後のインスタグラムにはショックの大きさを表現するように真っ黒な画像を投稿。引退をほのめかし、大きな話題となった。