新潟アルビレックスBB(中地区)が連敗を4で止めた。

レバンガ北海道(東地区)を92-81で破った。PFケヴェ・アルマ(24)が前半に16点を挙げ、流れを呼び込んだ。

アルマの会心の1本が新潟を乗せた。25-25の第1クオーター(Q)終了間際、右45度から3点シュートを決めるとベンチが沸いた。リードして第2Qに入ると、さらにギアを上げる。35-30から1人で連続8得点。北海道の追い上げを失速させた。

アルマは第1Qは13-15の残り3分10秒から出場し、6得点とオフェンスリバウンド2本、第2Qは開始から出場して10得点とディフェンスリバウンド3本獲得した。新潟は前半を終えて52-40と12点リード。第4Qは一時7点差まで迫られるが、この貯金が効いた。逃げ切りの土台にアルマの前半16得点があった。「パスを受けてからの判断が良かった。続けてほしい」。コナー・ヘンリー監督(59)も高く評価した。

新潟の全体順位は最下位の24位とB2降格圏のまま。それでもホームで連敗を止めたことで反転攻勢のムードは高まった。2日の北海道2戦目、今季初の連勝を狙う。【斎藤慎一郎】

 

PFケヴェ・アルマ「先発でもベンチスタートでも自分のやることはエナジーを出すこと。今日はベンチから見ていて、リバウンドなど細かいことをやろうと思っていた」