1部最下位の花園近鉄ライナーズが、残留に王手をかけた。
2部1位の浦安D-Rocks(ディーロックス)から計5トライを奪う快勝。前半5分に先制を許したものの、その後はスクラムで圧倒した。
BKも左アキレス腱(けん)断裂から完全復帰したオーストラリア代表SOクーパーがスペースをうまく使って攻撃を活性化させ、前半だけで3トライを挙げてリードを広げた。
クーパーは前半だけで交代したものの、後半開始すぐに主将のフランカー野中翔平がラインアウトからモールを押し込んでトライ。同24分には日本代表CTBフィフィタのノールックパスからSOガーデンバショップが加点した。
クーパーは勝利にも浮かれた様子はなく「仲間たちと一緒に戦えたことが何よりも良かった。我々はボーナス勝ち点を奪って勝利はしたが、まだ何も成し遂げてはいない。来週(の第2戦)はゼロからのスタートだ」と気を引き締めた。
野中主将は「(試合前に)『FWで試合を決めるぞ!』と伝えていたが、その通りになった。フロントロー(FW第1列)が努力を重ねてきた結果が実ったことをうれしく思う」と話した。
花園はリーグ戦で開幕14連敗を喫するなど1勝15敗。対する浦安は練習試合を含め今季無敗だった。
それでも花園が意地を見せて先勝。野中は「(本拠地で残留を決めて)ファンの皆さん、しまかぜメンバー(メンバー外)のみんなと部歌を歌おうと(仲間に)伝えた」と明かした。
第2戦は13日に東大阪市花園ラグビー場で行われる。


