F1第5戦マイアミGPの決勝が8日行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが9番グリッドから大逆転で優勝を飾った。今季3勝目を挙げ、選手権リードをさらに広げた。

レースはポールポジションのセルジオ・ペレスが序盤をリードしたが、フェルスタッペンは15周目までにライバルを抜いて2位に浮上。20周目にピットインしてミディアムタイヤからハードタイヤに履きかえたペレスに対し、一時的に首位に浮上したフェルスタッペンはスタートから履いているハードタイヤのままハイペースで好走。57周レースの45周目まで引っ張ってピットインし、ペレスの2秒後方に戻ったところからミディアムタイヤで猛追し48周目にオーバーテイクしてトップに浮上。そのまま勝利をつかみ取った。

「とても良いレースだったね。レース序盤はトラブルに巻き込まれないようにクリーンなレースをして、1台ずつ抜いていったんだ。その後はチェコ(ペレス)との戦いになったけど、本当に素晴らしいレースだった。昨日のミスから今日は挽回のレースで9位から優勝できたのはとても満足のいく結果だよ」

角田裕毅は17番グリッドからフェルスタッペン同様にハードタイヤでスタートし、ミディアムタイヤ勢が苦しむ中で好ペースを維持して走行。ミディアム勢がピットインした後も好走を続けてポジションを上げ、タイヤ性能の落ちたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)をパス。ドリンクボタンが機能せず体力的にも苦しい状況の中、最後にミディアムに履きかえてグリップ差を生かし、さらにアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)を抜いたものの、10位まで1.364秒届かず11位でレースを終え「これが今日の僕らにできる最大限。とてもタフなレースだったけどレースペースは良かった。今のマシンパッケージではこの結果に満足すべきだろう」と無線でチームに述べた。

(米家峰起通信員)