ラグビー日本代表で構成される「JAPAN XV」は8日、東京・秩父宮ラグビー場でオールブラックスXVと対戦する。

◆XV 「フィフティーン」と読み、ラグビーの15人を意味する。各国の代表に準ずるチームの呼称として用いられる。「オールブラックス(AB)XV」はニュージーランド(NZ)代表を目指すメンバーで構成されている。各国代表同士の戦い「テストマッチ」に認定されず、キャップ対象外で、日本も「JAPAN XV」として臨む。マッチーメークの時点では日本代表の予備軍で戦うことも想定していたため、第1戦は「XV」と名乗るが、最終的に日本代表36人から試合登録23人を選出。実質的な日本代表で、今回は初代表メンバーにも多く出場機会を与えている。「JAPAN XV」は赤と白の桜のジャージーは着用しない。第2戦(15日、熊本・えがお健康スタジアム)は日本代表として臨む。どちらも、9月のW杯メンバー入りへアピール必須。ABXV側は試合前に伝統の儀式「ハカ」を披露する。