アランマーレ秋田(Wリーグ)がデンソー(Wリーグ)に58-92で敗れ、決勝進出を逃した。今季加入した森ムチャ(34)が、移籍後初の“古巣戦”でチーム最多9得点、4リバウンドで両チームのブースターに雄姿を見せた。今日10日の3位決定戦はシャンソン化粧品(Wリーグ)と対戦する。
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第1クオーター(Q)残り7分13秒。アランマーレのユニホームに袖を通した森がコートに入ると、デンソー・ブースターからも拍手が送られた。「入った瞬間、向こう(デンソー)側だったので、すごく自分にとって、うれしくてパワーになった」。7月中旬にチームに合流したばかり。できることを全うした。チーム2位の身長181センチを生かし、ゴール下で奮闘。リバウンドを取った勢いでシュートを決めるなど、同Q9得点と引っ張った。
だが、逆転には遠かった。第2Q序盤の連続失点で20点差とされ、シュートを打ってもリバウンドが取れず単発な攻撃もあった。3点シュートは第3Qの2本と低迷し、雰囲気を変えられなかった。8日の滋賀銀行(社会人)戦後、残り2戦について小嶋裕二三ヘッドコーチ(56)は「大きいチームに点数を取ることが一番の課題。70点くらいは取れるように頑張りたい」と意気込んでいたが、この日は58点と及ばなかった。
Wリーグ参入3季目でチームはまだ発展途上。強豪のトヨタ自動車、デンソーでプレーした森は「若いチームなので、自分が経験したことを伝えたい。自分自身も新しいバスケットになるのでプレーで引っ張りたい」と新天地での活躍を誓う。10日が今大会最終戦の3位決定戦。「明日はしっかりディフェンスからできるように。やるべきことを1人1人がやれるようにやっていきたい」と締めた。上位チームとの一戦で勝利を収め、いい状態で開幕を迎える。【相沢孔志】


