【アレン(米テキサス州)=阿部健吾】GPシリーズ初出場の千葉百音(18=木下アカデミー)はショートプログラム(SP)5位から迎えたフリーで113・55点、合計177・79点にとどまり、6位で大会を終えた。

3回転サルコー、3回転ルッツでの転倒が響き、得点を伸ばしきれなかった。「調子が良かっただけに、微妙な焦りというか、緊張もあって」と振り返ったのはトップ選手と過ごした雰囲気。「同じグループの選手の方々が、もうみんな世界選手権に去年出てたと思うと、その中で浮き足立ってしまった。本来の自分の感じではなかったかな」と省みた。

前日のSPでは、後半になるにつれて会場からは大きな手拍子をもらった。「今シーズンの『黒い瞳』の中で一番伸び伸びとした、音楽に乗ったいいスケーティングができたかな」と納得しながら、同時に「ただ、ジャンプのキレが最高な感じではなくて」とも。フリーでは切れの良い跳躍を目指していた。

その決意かなわず、「やっぱり練習から安定したジャンプが跳べていれば、精神的な要因も跳ねのけるぐらいの安定したジャンプが跳べる」と自戒。次戦は11月の第3戦フランス杯へ向け、「自信をもって跳べるように」と見定めた。