男子は帝京長岡と開志国際が決勝リーグ2勝を挙げ、全国高校選手権(12月=ウインターカップ)2枠の出場権を獲得した。帝京長岡は関根学園に110-71。出場圏入りを狙って臨んだ2戦目の新潟工戦は105-48で圧勝した。ナイジェリア人留学生のCジブリン・ハッサン・スレイマン(3年)が左膝裏の肉離れを抱えながら24得点した。帝京長岡のウインターカップ出場は3年連続9度目、開志国際は6年連続6度目になる。

 

立ち上がりのCスレイマンが、手のつけられない強さと高さを見せた。勝てばウインターカップ出場が決まる新潟工戦。インサイドでスコアを量産し、リバウンドに奮闘。自陣からド迫力のドリブルでフィニッシュまで持っていく場面もあった。第1クオーター(Q)は16得点。第2Qは開始直後に2連続シュートを決めるとベンチに退いた。第3Qは残り5分17秒までに4得点し“お役御免”。「自分のプレーではなくチームプレー」と少ない試合時間で獲得した24点を振り返ったが、役割を十分、果たした。

柴田勲監督(54)はあえてスレイマンに注文をつける。「粘り強くやってくれたと思う一方、物足りない」。というのは、約1カ月前に左膝裏の肉離れを起こした。まだ痛みが残り、スタミナ不足も隠せなかった。治療期間中の通院に同行していた主将のPG児玉雅空(3年)は「負担はかけない。カバーする」とナイジェリア人留学生の心をケア。スレイマンがコートを外れ、スモールラインアップになってもコート上の勢いは持続した。

3日は全勝同士の開志国際と対戦する。今夏インターハイ4強校との激突に柴田監督は「相手は1枚も2枚も上手だが、ウインター(カップ)に向けて粘れるところは粘りたい」と全国への予行演習をするつもりだ。スレイマンは「明日(3日)は本当に大事。勝てます」と言葉も力強かった。【涌井幹雄】