2連覇が懸かる江川マリア(19=明治大)が2位発進した。59・46点で練習拠点が同じ首位の青木祐奈(日大)と3・21点差につけ「本当に悔しい演技。練習からミスをしたり不安要素があったので、それが本番に出てしまったと思います」と悔しげに振り返った。
冒頭の3回転ルッツ、続くダブルアクセル(2回転半)は、出来栄え点(GOE)で加点付きの成功。だが、基礎点が1・1倍となる演技後半の3回転トーループが2回転に抜けた。それでも「一瞬で『この感じはいける』と判断して、とっさにつけた」と3回転ループを降りきった。得点の取りこぼしを最小限にとどめ「自分でも冷静につけられました」とほほえんだ。
今大会は全日本選手権(12月、長野)の予選会。上位5人という少ない枠を出場27人で争っている。前回女王の立場となるが「順位よりも『自分の演技をどうしたいか』を意識して、本番に挑んでいます。重圧にもなっていないし、特に気にしていません」とスタンスは明確だ。海の向こうでは同じ明治大2年生の住吉りをん(20=オリエンタルバイオ)が、グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯に臨んでいる。
「自分のショート(SP)が終わるまでは、自分のことに集中していました。今は『結果はどうだろう』と気になります。見て、自分も頑張ろうと思います」
住吉のSPは日本時間午後9時13分に予定されている。画面越しに得られるであろう刺激を、4日のフリーに生かす。【松本航】


