第103回全国高校ラグビー大会(27日開幕、大阪・花園ラグビー場)の3回戦までの組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で行われた。部員不足による合同チームで出場する若狭東・敦賀工業(福井)の合同チームは27日に目黒学院(東京第2)と対戦が決定した。
少子化による部員減に伴う措置として、今大会から複数校による合同チームの出場が可能となり、全国で唯一、若狭東・敦賀工業の合同チームが地区予選を勝ち上がり花園への切符を手にした。
若泉裕太主将(3年、若狭東)は、4大会連続22回目の出場となる強豪、目黒学院との対戦に「体もデカい選手が多いし、予選でやってみたいと(部員同士で)話してたので楽しみ。東京を勝ち抜いた相手で厳しくなるとは思うが、挑戦者として立ち向かっていきたい」と話した。
若狭東は前回まで7大会連続で花園に出場しているが、2月から合同で練習を開始。最初はコミュニケーションも取りにくかったが、じっくり話し合って連携を深め、花園への切符を手にした。「助け合いながらやってきたので、一緒に花園に出られてうれしい」。
若泉主将にとっては昨年の借りを返す舞台でもある。「自分は後半の途中で脳振とうを起こしてしまった。試合も7-0で負けてしまったので悔いがある。花園の悔いを花園で返せるよう頑張りたい」。
バックスの展開力を武器に、目指すは合同チーム初の花園1勝。「全国初の合同チームで出る。注目されるのはありがたいし、皆さんに『合同チームもできるんだぞ』っていうのを見せつけたい」と力強く宣言した。


