2連覇への使者がやってきた! 

12月9日に開幕するラグビーのリーグワン1部で昨季王者のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)に新加入したウェールズ代表FBリアム・ウィリアムズ(32)と、ニュージーランド代表フッカーのデイン・コールズ(36)が4日、新天地に懸ける思いを口にした。

千葉・船橋市内で入団会見に出席。オレンジのジャージーに袖を通したウィリアムズは、印象を問われて「新しくてうれしいし、目に留まるところがいいですね」とほほえんだ。

ウィリアムズはウェールズ代表として、10月に閉幕したW杯フランス大会でも存在感を示した。代表95キャップを誇り、相手が蹴ったハイパントの捕球など空中戦に強い。13年の日本代表とのテストマッチで初来日して以降、日本に好印象を抱いていたといい「2連覇には絶対にハードワークすることが大事。1年間通じてコミットメントする。昨季、優勝しているところから学び、連覇につなげたい」と力強く言い切った。

一方のコールズもニュージーランド代表「オールブラックス」で90キャップを誇る。準優勝したW杯フランス大会後の現役引退を表明していたが、東京ベイの主力フッカーで南アフリカ代表のマルコム・マークス(29)がW杯中に故障。東京ベイからの誘いを受けて「4日間で決めたよ」と、引退を撤回して家族で来日した。

スクラム、ラインアウトのセットプレーはもちろん、機動力や細かいスキルにもたける。経験豊富な36歳はリーダーシップも併せもち「次の世代の選手に教えたり、スキルも伝えたい。外から見ていても、自分は日本ラグビーに合っている」と自信をのぞかせた。

2連覇を目指すシーズン初戦は10日、昨季4位で大型補強も敢行した東京サントリーサンゴリアス戦(東京・秩父宮ラグビー場)で大きな注目を集める。フラン・ルディケ・ヘッドコーチ(55)は「ワンダフルな選手とともに戦うシーズンが楽しみ。彼らのアイデアを吸収して、今シーズンも戦っていきたい」と高揚感をにじませた。【松本航】