日本ラグビー協会は13日に都内で理事会を開き、日本代表次期ヘッドコーチ(HC)にエディー・ジョーンズ氏(63)が決まったことを発表した。24年1月1日から就任し、27年W杯オーストラリア大会後までの約4年契約となる。

同氏は15年W杯イングランド大会で、日本を率いて南アフリカ戦の歴史的勝利など1次リーグ3勝を挙げた。9年ぶりの復帰となり、14日に記者会見が開かれる予定となっている。

日本代表をめぐっては7月に、19年W杯日本大会で過去最高の8強に導いたジェイミー・ジョセフ氏(54)がW杯フランス大会限りで退任する意向を表明。10月閉幕のW杯は2勝2敗で1次リーグ敗退となった。

日本協会は7月に次期HC選考プロセスに関し、考業務の一部をエグゼクティブサーチ企業のオジャーズ・ベルンソン社に委託すると発表。第三者の評価を交えつつ透明性、公平性をもって選考を進めることを目的とした。

同社作成のリストから候補者の絞り込みを行い、7日にはジョーンズ氏や、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)を率いるフラン・ルディケ氏(55)が最終面接に臨んでいた。

次期HCをめぐっては、かねて岩渕健輔専務理事(47)が「優勝できる方が要件。優勝させてくれる方を見つけていく」と選考ポリシーを示していた。03年にオーストラリア、19年にイングランドをW杯準優勝に導いたジョーンズ氏に、白羽の矢を立てた。

◆エディー・ジョーンズ 1960年1月30日、オーストラリア・タスマニア州生まれ。東海大の指導のために95年に来日。世界最高峰スーパーラグビーのブランビーズを率い、01年に優勝。オーストラリア代表監督として03年W杯準優勝。07年大会は南アフリカのアドバイザーとして優勝に貢献。12年に日本代表HCとなり、15年W杯で歴史的3勝。同年11月からイングランド代表監督となり、19年W杯準優勝。22年に解任され、オーストラリア代表監督に就任。若手主体で臨んだ23年W杯は同国初の1次リーグ敗退。11月25日付で退任。妻は日本人。現役時代はフッカーで代表歴はない。